KIMONO BITO は、現在準備中です。
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2018/01/27 09:45
寒い季節がまだまだ続きますが
着物は究極の重ね着、冬場を温かく過ごす必須アイテムのご紹介
羽織の昔話
紋付袴と言われるように羽織は元々男性だけに許された着物でした。寛文年間以降、裕福な町人が小紋や縞地の羽織を着るようになり、丈の長い羽織でお洒落する男性が増えてきました。
その頃幕府は羽織を男物に限り着用を許可していましたが
禁止令があるにも関わらず江戸深川の芸者さんが女性で初めて羽織を着用しだしたようです。
深川芸者の粋な心意気がカッコイイ
(確かに時代劇など見ると羽織を着ている女性は出っていなかったような・・・)
そして、文明開化の明治にはいり男女区別なく着られるようになりました。
羽織の粋は羽裏にあり
レトロな羽織には、
はっと目を引くとても色鮮やかな羽裏が付いていたりします。
ちらっと見える八掛と同じように
見え隠れする鮮やかな色合いは洋服に無い粋を感じさせてくれます。
ほんの少し古い時代に思いを馳せて粋で暖かな羽織でお出かけしてみませんか・・・